ブラックマーケットブルーズでオマエを :いーじゃん!J-POP
数日前の話題なのだが、9mm Parabellum Bulletがミュージックステーションに出てたね。
ビックリしたわ~。まさか9ミリが出るとは思わなかった。しかもアテフリじゃないとは…
またこの言葉を使うけれど、いわゆる「ロキノン系」でMステに出ることに違和感がないのは東京事変とGOING UNDER GROUNDくらいだよなぁ。ゴーイングはどうしていまいち知名度がないんだろう。
ストレイテナーのときもそうだったけど、Mステにこの手のバンドが出演する時の、「今最もチケットが取りにくいバンド!!」という触れ込みは何なんだ。知ってる人も知らない人も反応に困るだろと思う。
最近、マーティ・フリードマン著「いーじゃん!J-POP」(BP出版)を読んで、日本の音楽に対する考え方が少し変わった。だってマーティーがあまりにもJポップをベタ褒めするもんだから。
この本は主に著者の生い立ちと、雑誌で連載していたJポップのレビューコラムで構成されている。特にレビューは読み応えがある。かなり幅広いジャンルの音楽を聞いているみたい。松田聖子からハロプロからヒップホップ、ヴィジュアル系まで、とにかく何でも。
自分なんか、聞く音楽のジャンルはかなり限られてしまっていて、例えば女性ソロシンガーとかアコースティック系の人たちの音楽なんかはほとんど聞かない。別に嫌いとか軽蔑してるとかそういうわけではなくて、やっぱりギターサウンドが好きだからそっちにばっかり行ってしまう。
けれどマーティは違う。色々な音楽を「きちんと聴いて」評価している。
マーティ曰く、「J-POPはレベルが高い」らしい。その環境に慣れすぎて、我々日本人はJポップのレベルの高さに気付いていないそうだ。ジャンルの幅の広さ一つをとってもそう言えるんだって。
そして一つ言えるのは、音楽をジャンルにこだわって聴いていないということ。
ロキノンもヴィジュアルも、マーティにしてみればみーーーーんなJ-POP。日頃いかに自分が凝り固まった音楽の聞き方をしているのかということを思い知らされた。「J-POP」というネーミングの通り、日本の音楽はかなりポップなんだろうね。ポップとは何かっていう話はだいぶ難しいんだけど、メロディの覚えやすさ、キャッチーさが一番の特徴かなぁ。日本でこれだけカラオケが人気なのも頷ける。
正直「この手の音楽ってちょっとな…」と思うようなものも個人的にはあったりするけど、実は食わず嫌いならぬ聞かず嫌いなのかもなと思った。知らないって怖い。
自分の好きな音楽こそ至高と思っていて、それ以外の音楽をボロクソに叩く人がたまにいるけど、(ロキノン系のファンに多い、それで逆に叩かれたりする)そういう人にはぜひこの本を読んで欲しいと思う。それで音楽には上も下もないことを実感したらいいのではないだろうか。かくいう自分も少し反省した身なので。別にJポップと言われるジャンルを叩いていたわけではないが、ヒットチャートを見て、「よくわからんなー」とか思ってしまうことがあったりするので。そういう自分マイノリティでかっこいい!とか思っているわけではないよ、決して。
しかしこの本を読んだからといって、すべての邦楽が素晴らしいと思えるようにはならないだろうなぁとも思う。そこは好みの問題なので仕方ない。
なぜ今日この記事を書いたかというと、マーティは9mmのファンだから。前にタモリ倶楽部で「どんな音楽を聞くの?」と聞かれたPerfumeが、「最近は9mm Parabellum Bulletさんです」と言ったとき、その中にいたマーティだけが「9mmいいよね!僕大好き」と言っていたのが印象に残っている。9mmって実はかなり「日本らしい」バンドだよな。
「いーじゃん!J-POP」は、音楽のあり方が変わってきている今、改めてJポップを見つめ直す機会となる、なかなか面白い本だった。
ところで9mm武道館決定か。これは行かなくては。
あ~いつか9mmの曲コピーしてみたい。
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